女性ホルモンのバランスってなんなの??の巻【第1章】
イライラする、肌があれる、、、。
生理が遅れている、、周期がバラバラ、、、。
頭が痛い、お腹が動けないほど痛い、、、など。
近年、女性ホルモンの影響でお悩みのを抱える方が増えています。
原因として、「女性ホルモンのバランス」が崩れているから、
とよく耳にしますよね。
ですが、そのバランスってどんな風にコントロールされてるのか?
また、そもそも何と何のバランスなのか?
しかも、なんで崩れるの?どうしたらいいの?
っと疑問に思いませんか。
そこで、今回は女性ホルモンのバランスについてと
原因・改善方法についても説明していきたいと思います!!
目次 【第1章】
【第2章】
【第3章】
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女性ホルモンの正体とは?
心もカラダも女性らしく健康であるために必要不可欠な女性ホルモン!!
このホルモンは2種類あり「エストロゲン」と「プロゲステロン」といい、卵巣でつくられています。
横文字で親しみづらいので”美しき頑張り屋さんの”「エストロゲンちゃん」と”やさしいお母さん”「プロゲステロンさん」
のイメージで覚えていきましょう!
この2つのホルモンが生理周期にバランスを取り合いながら拮抗して働くことで健康が保たれています。
エストロゲンちゃんが頑張る時期には、プロゲステロンさんが抑えるし、
プロゲステロンさんが頑張る時期には、エストロゲンちゃんが抑えるといった感じです。
つまり、女性ホルモンのバランスとはこの「エストロゲン」と「プロゲステロン」の分泌されるバランスのことを指すのです。
では、次にホルモンの働きについて説明しますね。
妊娠するために子宮内膜を分厚くする働きがあります。また、女性の生殖器以外の作用にも骨、血管を丈夫にする、
脳の働きを良くする(記憶力アップ)、乳房の発達、基礎体温を下げる、髪やお肌をキレイににするなど健康で
女性らしい美しさを高める働きがあります。
妊娠するために子宮内膜をフカフカに整える、妊娠を維持するように働く、基礎体温を上げるなど母さんになるための準備を
整えてくれるように働きます。
こうみると女性ホルモンをいっぱい作ることができれば、妊娠もしやすくなるし、ドンドン健康で女性らしく美しくなれるしように思えますが
そんなことはないのです…。
エストロゲンも多くつくられれば、乳がん・子宮体ガンのリスクが高まるし、
プロゲステロンが多くつくられれば、生理痛を強くしてしまいます。
つまり、この2つのホルモンが正しい量でバランスよく出ることが健康で美しい女性らしさを生むのです。
やはりなんでも良いものを取り過ぎると体には良くないのですね。(
脳が女性ホルモンをコントロールしている?!
女性ホルモンのバランスはどこで行われているのでしょうか?
何となく、子宮でコントロールされているのかなーっと考えてしまいますが、それは違うのです。
脳が監視役となり生理周期により必要な量の女性ホルモンを増やしたり出過ぎないように卵巣に働きかけ調整しています。
(意識しなくても脳が働いてくれています)
脳といっても部分により働きがちがい、パーツ分けされています。
詳しくいうと女性ホルモンの監視役は「視床下部さんとその部下の下垂体くん」になります。
(さん・くんつけると親しみやすいかと、、、。スルーしてください。)
視床下部さんは血液の中にある女性ホルモンの量を計測しながら様子をみて、
時期によりエストロゲンが少なすぎたりすれば、部下の下垂体くん命令をだします!!
(きっと優しく、、、。)
「エストロゲンもっと出しちゃって」てな具合に。
下垂体くんはせっせと卵巣に働きかけエストロゲンを多く出すようにアプローチします。
すると、卵巣からエストロゲンが多く出るようになります。
また、これと同じように逆のこともおこなわれるのです。
こうして視床下部さんと下垂体くんの最強タッグであなたの女性ホルモンはバランスを保ち健康をつくっています。
ですが、視床下部さん優秀なため、他にも色々と管理している仕事があるので、、、
バランスを崩してしまうこともあります。。
そのメカニズムについては
次の項の「女性ホルモンと自律神経」で説明していきたいと思います!!
長くなってしまったので次のブログで説明していきます。
亮鍼灸院
院長 永田亮太(ながたりょうた)
36歳 はり師・きゅう師、柔道整復師の国家資格を持っています。
高校卒業から治療院で働きながら学校に通い資格を習得。
臨床経験は13年になります。 症状を改善された患者さんの笑顔が大好きな治療家です!!