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突発性難聴になった母を救え!!【原因と治療方法】PART1

" 突発性難聴 "

2018年1月22日

母からのSOS

去年の年末、母から電話がきた。

 

電話に出ると

 

母)あんた、難聴を治療できるって言ってなかったけ??

 

私)できるけど、どうしたの??

 

母)病院で突発性難聴って言われて薬飲んでるんだけど、良くならないのよ。

 

 お医者さんには「あなたのように神経がこまい人がなるんですよ」なんて言われて

 

 何を話しても「あなたのような性格だから、、、」と言われているようで

 

 自分が悪いんだなって思うと

 

 耳のことや難聴になるまでの話とか色々話しづらくて。

 

とのことでした。

 

芸能人では浜崎あゆみさんや堂本剛さんがなっている

耳が聞こえなくなる可能性のある大変な病気。

 

「こ、これはマズイ」

 

と仕事後、急いで実家に車を飛ばしました。

 

母から詳しく経過をたずねると

 

3週間前に耳に違和感を感じ、

次の日に朝おきてテレビをつけると、聞こえる音にエコーが掛かり、

耳に圧迫感がするようになったとのこと。

 

次の日に耳鼻科を受診し、検査で右耳の聴力も落ちていることがわかり、突発性難聴と診断され

薬を処方される。(薬については一番下に記載しておきます)

 

その後、薬を飲んでいるが聴力や症状に変化がなく、不安がふくらみ、

私が突発性難聴の治療をやっていることを思いだし連絡したとのことだった。

 

「これはふだん実家に帰っても何にもしないダメ息子が親孝行ができるナイスチャンスだ!!」

 

と思い、通院と薬は飲み続けるよう説明し鍼治療を開始。

 

では、ここで突発性難聴を知らない人もいると思うので説明しますね。

突発性難聴とは

 

突発性難聴とは、感音性難聴の一種で、突然に耳が聞こえにくくなる病気です。(耳鳴りやめまいを伴う場合もあります)

 

原因は不明とされており、医師も検査を行ってもコレといった異常がみつからない難聴について

「突発性難聴」と診断します。

 

一般的な原因には、「ウイルス感染説」と「内耳循環障害説」といった説がありますが、科学的根拠はありません。

 

ただ、最も有力視されているのが「内耳の血流障害」です。

 

内耳への血流が悪くなることで、うまく耳の細胞に栄養と酸素がまわらず細胞が壊死してしまいます。

 

その影響により、耳に入った情報(音)が脳に届かなくなり、耳が聞こえづらくなってしまうのです。

 

耳まわりの緊張が原因??

 

では、なぜその血流が悪くなってしまうのか、、、

 

それは、突発性難聴を抱えている人に共通してある特徴的な「緊張とコリ」にあるといえます。

 

この特有なコリは、耳の周囲(顎や首から肩、背中)にみられ、この過度な緊張が血管を圧迫し、血流を障害して

内耳への血流を悪くてしまいます。そして耳の奥にある細胞が壊死してしまうと考えられます。

 

この耳の周囲におこる緊張とコリをピンポイントで緩めることが得意なのが鍼治療なのです!!

 

鍼をツボに打つことにより耳まわりのコリを緩め、耳の奥の血流を良くしてあげることで

壊死しそうなった細胞を復活させ、聴力を回復させます。

 

※耳には直接、鍼はせず手足のツボに鍼治療をしていきます。

 

長くなってしまったので、治療の内容や母の耳が良くなったのかについては次回のブログで

お話ししていきたいと思います!!

 

※処方された薬

・ブレドニン

・アデホスコーワ

・メコバラミン

・レバミヒド 

・イソソルビド

この記事を書いた人

亮鍼灸院 

院長 永田亮太(ながたりょうた)

 

36歳 はり師・きゅう師、柔道整復師の国家資格を持っています。

高校卒業から治療院で働きながら学校に通い資格を習得。

臨床経験は13年になります。 症状を改善された患者さんの笑顔が大好きな治療家です!!

 

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