女性ホルモンのバランスってなんなの??の巻【第4章】
いよいよ第4章で完結です!!
女性ホルモンのバランスが崩れている方にオススメの治療方法について説明していきたい
と思います。
目次 【第1章】
【第2章】
【第3章】
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女性ホルモンを整える方法
一般的な女性ホルモンを整える方法には、規則正しい生活リズムを心掛け、
睡眠をしっかりとり、食事のバランスを良くし、運動習慣をつくることなどが言われています。
その他には、病院で血流を良くする作用のある漢方が処方されます。
当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)、加味逍遙散(かみしょうようさん)、桂枝茯苓丸(けいしぶくりゅうがん)があります。
あとは女性ホルモンを補填したり排卵を止めてくれる低用量ピルがあります。
このような改善方法がありますが
「忙しくて生活リズムが整えられない」
「寝れない、、、」
「薬を飲みたくない」
「妊娠を考えているのでピルは飲めない」
「飲み忘れてしまう」
「ずっと飲み続けるのは経済的にちょっと、、、」
といったことワケで上記のような方法が実践できない方がいらっしゃいます。
それでも強い生理痛や生理不順、肌荒れなどをなんとかしたいとお悩みの方も多くいらっしゃると思います。
そんな方にオススメの治療が、「鍼(はり)治療」です。
この治療方法は、副作用がなく、ずっと続けなくても症状は改善します。
また、自律神経の働きにも効果があるという研究結果もでています。
第3章で述べたように女性ホルモンでお悩みの方には、お腹や背骨、肩甲骨付近に特有の緊張・コリがあります。この筋肉のコリをとるのが得意なのがこの治療方法なのです。
でも、緊張・コリをとるならマッサージでいいじゃなか!!なんで鍼なの??
と思う方も多いと思います。
それは、緊張して硬くなったコリをピンポイントで緩めることができるからです。
緊張したコリと連動するポイント(ツボ)に鍼をすることで、
コリに直接ふれることなくコリの中心をピンポイントで緩め改善することができます。
また、マッサージのように直接コリを指圧する必要がなく、炎症を起こすリスクをさけることができ、短時間で効果がでるのです。
私も以前は、マッサージで緩めることをしていましたが、鍼で治療を行うようにしてから
効果があがり患者様の負担も少なくすることができるようになりました。
また、近年の研究から鍼をすることで子宮への血流量が増えたことや自律神経のバランスを
整えるといった実験結果も出てきています。
※研究論文はこちら>>
子宮の神経性調節と鍼灸
内 田 さえ
1)筑 波 技術 短 期大 学 、鍼灸 学 科
2)お 茶 の水 女 子大 学 、人 間文 化研 究科
3)筑 波 大学 付属 盲 学校 理療 科
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjsam1981/49/4/49_4_555/_pdf/-char/ja
お悩みの方は一度、試してみるのもいかがでしょうか??
亮鍼灸院
院長 永田亮太(ながたりょうた)
36歳 はり師・きゅう師、柔道整復師の国家資格を持っています。
高校卒業から治療院で働きながら学校に通い資格を習得。
臨床経験は13年になります。 症状を改善された患者さんの笑顔が大好きな治療家です!!