母乳が出ずらくなった妻を鍼で救え!!の巻
先月、待望の娘が生まれました。
なんと予定より1ヵ月以上も早く生まれたのです、、、。
体重は1400グラム。
元気ながらも未熟児として母のお腹から出てきました。
その日から妻がほぼ毎日、母乳を病院へ運んでいっています。
ですが、ある日から胸はミルクがたまり張っているのに母乳がでづらくなってしまったのです。
赤ちゃんが大きくなるために母乳が必須!!
そこで、夫としては赤点ギリギリセーフな私の出番です。
そう何を隠そう、私は鍼灸師。
つわりを鍼治療でサポートできたことから妻から信頼を得ていました。
ここでも信頼を得ないと、これから確実に赤点をとってしまう、、、
そして立派な父として夫として子育ての第一関門だ!!
と勝手にとらえ、治療にとりかかりました。
大きくなった胸が大胸筋という筋肉に負担をかけてしまい硬く緊張してしまいます。
その影響で更に乳腺を圧迫させていると考え治療をすることにしました。
だからといって直接、胸に鍼をするということはしません。
すでに妻や看護師さんが直接、胸をマッサージしていましたが、母乳の出かたは改善されていませんでした。
そこで、胸の緊張を緩めるために使うのがこのツボ!!
その名も「天宗(てんそう)」といいます。
肩甲骨の真ん中あたりに少しくぼんでいるところこのツボがあります。
場所は少し難しいですが、母乳が出ずらい人には必ずといって良いほど
コリコリとした緊張したところがあり、そこがツボです。
なので肩甲骨の真ん中あたりを軽くふれて探してもらうと結構、カンタンに見つかるとると思います。
実際に背中のツボに鍼をしました。そして、3時間後
妻から「お、おぉ~」「でるねーーーーー!!」
と言葉をいただきました。
「でしょ。良かったね」とすかしていましたが、
内心は「よかったーーー」と安堵していました。
妻は胸の張る痛みと不安でツライ思いをしていたので
サポートできて本当に良かったです。
また、この時期の男は無力で励ますことくらいしかできないなーと痛感しました。
でも鍼灸師でよかったとも思うこともできました。
これでクラスの平均点ぐらいは、とれたんではないかと勝手に思うことにします!!
最近でも、母乳が出ずらくなると妻が「鍼してー」といってくれるようになりました。
このツボには、鍼を行った方が効果はありますが
指圧するだけでも十分効果はでます!!良ければやってみてください!!
亮鍼灸院
院長 永田亮太(ながたりょうた)
36歳 はり師・きゅう師、柔道整復師の国家資格を持っています。
高校卒業から治療院で働きながら学校に通い資格を習得。
臨床経験は13年になります。 症状を改善された患者さんの笑顔が大好きな治療家です!!